SWNZ認証について

自然環境の保護に取り組みながら、
大地(地球)と人(ワインを飲んで頂く人とワインを造る人)にとって、
安全で、優しく、美味しいぶどう栽培とワイン造りを。

「Sustainable Winegrowing New Zealand(SWNZ)」は、ニュージーランドにおいて、1995年にニュージーランド・ワイン生産者協会により設立されました。

SWNZ認証はぶどう栽培からワイン醸造の過程において、環境保護に対する取り組みをガイドラインに規定しており、 SWNZ認証を受けることにより、未来の自然環境を守るとともに高品質なワインの生産を保証しています。

ニュージーランドでは、人々の自然や環境保護を尊重する意識が非常に高く、また、健康で安全な生活の為に、有機栽培や減農薬に関する活動が、人々の生活に浸透しており、 近年、そのガイドラインは、益々厳しくなっています。

環境に悪影響を及ぼす、いかなる要素も規定により廃止されており、ぶどう栽培に関わる人の安全、ぶどうの樹の健康、果物が育つ大地の健康など、ぶどう栽培に関わる全ての要素にも目を向けられています。また、認証される減農薬や減化学肥料の審査基準も非常に厳しく、定期的にぶどうや土壌及び水質を検査することにより、規定が守られています。

大沢ワインズでは、「Sustainable Winegrowing New Zealand」(SWNZ)の認証を受け、農薬をはじめ、除草剤や殺虫剤、化学肥料等の使用を最小限に控えた自社畑で収穫したぶどうのみを使用して、自然環境の保護に取り組みながら、大地と人にとって、安心安全で美味しいぶどう栽培とワイン造りを行っています。

SWNZ公認会員No.HB1023

自然環境の保護への取り組み

現在の私達自身はもちろんのこと、未来の私達の子供達の為に、
大地や自然を大切に保護し、共存していく。

大沢ワインズの自社ぶどう畑では、最小限の水の使用を目指しています。モニター設備にて水の再利用を管理することにより、どのタイミングで水を与える必要があるのか、灌漑が必要であるのかを知ることができ、水を無駄に使用することなく、必要としている場所に直接水を与えることができます。この取り組みは、水の使用とエネルギーの節約につながります。

大沢ワインズの自社ぶどう畑では、殺虫剤や銃猟をせずに、自然の昆虫や鳥の捕食によるホリスティックなアプローチや、ぶどう果実の風通しを良くする為等のあらゆる作業において、機械に代わり人力を使用して、丁寧に栽培することにより、ぶどうの樹の病気を最小限に減らす管理技術を使用しています。 このような取り組みは、ぶどう畑では、ツバメやヒバリ、七面鳥、キジ、フィンチ、ウズラ等の鳥達の豊かな生活を、貯水池においては、カイツブリやカモの楽園を形成しています。

今日、大沢ワインズの自社ぶどう畑では、1年を通してテントウムシ科の色彩りの虫達や鳴禽類の鳥達が活き活きと活動しており、夏の間はツバメが昆虫を追いかけて、貯水池の上の低空を飛び回っています。時には白鳥が飛来し、一晩休んで飛び発って行きます。時には沢山のツバメ達が自社ぶどう畑の小屋の屋根に巣を作り、オフィスの中でも飛び回り、急降下したりします。

2006年末にぶどうの樹を初植樹して以来、大沢ワインズの自社ぶどう園は、自然環境の保護に努めています。 この取り組みは、皆で理解し実行し広めて行くものであると理解しています。そして、現在の私達自身はもちろんのこと、未来の私達の子供達の為に、大地や自然を大切に保護し、共存していくことだと考えています。大沢ワインズが、「SWNZ」認証を受け続ける為には、厳しい公約を順守すると共に、常に自社ぶどう畑の運営管理を改善する新しい方法を探求しなければならないと考えており、これからも努めていきます。