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Barrel Aging

大沢ワインズワイナリーより、こちらは2014Vintage オーガニック・リザーブ・シャルドネです。フレンチ・オークの樽熟成中です。

大沢ワインズでは、すべてのワインの樽熟成にはフランスから直輸入のフレンチ・オークを使用しています。

これらの樽は樹齢100~140年の樹から造られています。

どこの森林で育った樹なのか、樽の産地やメーカー、樽材の質や特徴、トーストの具合(ライト、ミディアム、ヘビー)など沢山の選択肢の中から、醸造家が選りすぐった様々な樽を各種バッチと組み合わせ自由自在に操りながら、素晴らしいリザーブワインが育っていきます。

樽の選び方一つも、醸造家の重要なワインスタイルにかかわっています。

通常樽の大きさは一つ225リットル、ワイン300本分の容量に相当します。

ワイナリーの総生産可能量はぶどう1万トン≒ワイン850万リットルですが、ワインのスタイルに合わせて醸造方法も異なります。

こちらはリザーブワインをメインに少量のロットに分けて一つづつ丁寧に作っていく、大沢ワインズリザーブ専用の醸造コーナーです。

手摘みで選別した良果から生まれる高品質ワインを大切に造っています。

2014Vintage リザーブ・ピノノワール、こちらもフレンチオークの樽熟成中です。

2014Vintageは、暖かくドライな春の天気により発芽が例年より2週間早く始まり、夏の暑くて日較差のある好天気に恵まれ、力強く生育したぶどうは風味が重厚でバランスに富み素晴らしい収穫でした。瓶詰めが待ち遠しいヴィンテージです。

東京からソムリエの山田様に大沢ワインズご視察にお越しいただきました。

山田様、大沢ワインズ醸造家のロッド・マクドナルド、ご両者ともフランスで醸造の修業をした経験がおありで会話がとても弾んでいました。

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