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2011年05月13日

 

本年収穫した2011ヴィンテージより、これはゲビュルツトラミネール・デザートワインです。

醸造家ロッドより:
「バラが凝縮されたような濃厚な香りが優雅に漂っています。ハニーのような風味のデザートワインが多い中、NZではゲヴュルツトラミネールをデザートワインにするのはめずらしく、今から素晴らしい仕上がりが期待できます。」

 

こちらは発酵終了直後のシャルドネ2011ヴィンテージです。

メルロー2011ヴィンテージです。
美しいプラムの香りと土っぽくアロマテックな風味がカラーともに強く豊かに出ています。

 

これは黒葡萄の梗を取り除く機会です。 房の重量の5%程度で渋みや苦みがあるので仕込時に取り除かれます。

果肉は重量の約80%で、果汁を大量に含み、糖類なども含まれます。 果皮は房の重量の約10%で、風味となる成分を多く含み、黒ぶどうでは色素を含みます。 種子は房の重量の約5%で、一つの果粒に2~3個あり、渋みを含みます。


一番手前のステンレスタンクは5000リットルです。

 

黒葡萄(赤ワインになる)は梗を取り除いたのち、果肉、果皮、種子を一緒にタンクに入れます。
タンク内部は約20℃から25℃に調節され、イーストを活発な状態に保ちます。
ワインをパンプでタンクからタンクへ移し、かき混ぜワインを空気に触れさせることによって、風味、味わいを深める効果があります。
パンプ作業を毎日2回、イーストの状態を見ながらおよそ28日間行われ、発酵が終了します。


こちらは大沢ワインリザーブ専用の特別注文のステンレスタンクです。一つのタンクに2400リットル入ります。
発酵の際に最も重要な温度の微妙なコントロールを行います。
こちらのタンクで行われている発酵はあと数日で終了します。

 

 
こちらは、小容量で行なう時の発酵のタンクです。
右写真は、果汁を取り出した後の果皮と種子です。